ナイフ投げの曲芸師ガボールは、セーヌ川にかかる橋の上から自殺しようとしていたアデルをナイフの的にならないかと誘う。コンビを組んで巡業に出た2人はツキに恵まれ人気も出るが、アデルは行きずりの男たちと関係を重ねるのだった。監督は「仕立て屋の恋 」のパトリス・ルコント。アデルを「ハーフ・ア・チャンス」のバネッサ・パラディ、ガボールを「サン・ピエールの生命」のダニエル・オートゥイユが演じている。

名匠パトリス・ルコントが放つ究極の純愛と官能の最高傑作
主演女優ヴァネッサ・パラディの魅力全開
愛を失った娘と曲芸師の運命的な愛！

もうすぐ22歳の誕生日を迎えるアデル。彼女は男から男へと渡り歩き、いつも最後に裏切られ捨てられてしまう人生に失望していた。セーヌ川にかかる名もない橋の上から投身自殺しようとしていたアデルは、ナイフ投げの曲芸師ガポールに命を救われた。彼女はガポールの説得で彼とコンビを組んで巡業に出た。行く先々で喝采を浴びたり、くじに当たって大金を手にしたりと、それまで順調とは言えなかったガポールの人生にツキがまわってきた。だが、アデルは彼と出会う前と変わらず、行きすりの男たち逢瀬を重ねるのだった。